タラやカレイ、アンコウなどの取れる量が事故前に比べて約3倍になっているとの
研究結果を福島県水産試験場のチームが23日までにまとめた。
漁の自粛で主に定着性の魚が大幅に増えたとみられる。
27日から北海道函館市で開かれる日本水産学会で発表する。
チームは2007~10年に福島県沖で操業した底引き網漁船の操業日誌と、
原発事故後の12~13年に行われた試験操業の日誌から、
1時間当たりに網にかかった魚の量をそれぞれ割り出して比較した。
51種類の対象魚種全体でみると、事故後の操業で網にかかった魚の量は
事故前の約3倍に増えた。
定着性のババガレイ、アカガレイ、キアンコウは5.5~6.8倍になった。
ヒラメは13.8倍と目立って増えている。
事故の前年がヒラメの数が極端に増える年に当たったため、漁の自粛でこれらが
そのまま生き残ったと考えられる。
同試験場の山田学主任研究員は
「(事故前後で)引き網時間が大きく変化しているので、この倍率で魚が
増えていることを示しているわけではないが、増加していることは確かだ。
本格操業に向け、増えた魚が減らないよう資源管理に取り組みたい」と話している。
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140323/bsd1403232246003-n1.htm
福島県沖の試験操業で水揚げされた魚=1月24日、同県いわき市の小名浜港
http://www.sankeibiz.jp/images/news/140323/bsd1403232246003-p1.jpg
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